コラム

国家資格(二等資格)の実地試験の合格率は?

2022年12月よりドローンの国家資格が開始しました。
既に国家資格に挑戦した方ならわかるかもしれませんが、実地試験は想定よりも難しかったのではないでしょうか。

なにが難しいのかというと、「実地試験」という方も多くいらっしゃるかと思います。

現状、実地試験で利用される機体は、当社では「DJI Mavic 3 Classic」で、
他校様で使用されている機体とは、感覚や挙動が異なる可能性もあります。

では、ドローン国家資格(二等資格)の実地試験の合格率はどれくらいなのでしょうか?
なお、どういった練習(対策)をすると合格に近づけるのでしょうか?今回はそれらについてご紹介していきます。

実地試験の合格率は67%

2023年10月31日時点で「dsiドローンスクール池袋駅前校」では、二等無人航空機操縦士の実地修了審査(自動車免許でいう卒業検定)の合格率は67%となります。
この合格率は当校での結果になりますので、参考程度にしていただけたらと思います。
※従来、民間資格である操縦技能コースでは9割以上が合格されていましたので、国家資格の合格率がとても低いことがわかります。

ここからは、実地修了審査(試験)の概要や特徴について解説していきます。

まず実地修了審査(実地試験)の概要について紹介します。
今回紹介するのは二等無人航空機操縦士(二等資格)となります。

実地試験の流れ

①机上試験(飛行計画の作成)
②口述試験(飛行前点検)
③実技試験(スクエア飛行・8の字飛行・異常事態における飛行)
④口述試験(飛行後点検、飛行後の記録)
⑤口述試験(事故・重大インシデントの報告)

試験に利用される機体

DJI Mavic 3 Classic
※dsiドローンスクール池袋駅前校の場合

合格点数

70点以上(100点の持ち点からの減点方式)

次は実地修了審査(実地試験)の特徴について紹介します。

先述からわかるように、実地試験では単にドローンを飛行させるだけではなく、「机上試験」や「口述試験」も含まれています。
そのため「机上試験」や「口述試験」で持ち点を失ってしまい不合格になってしまう可能性もあります。
※しっかりと内容を覚えて減点のないに注意しましょう。

そして最も難しいのがドローンを飛行させる実技試験になります。

イメージとしてMAVICはプロポの入力に対してキビキビと動きます。(カクカクした動きになりやすい)
なのでプロポ入力を入れすぎると、大きく動いてしまい減点ラインに入ってしまうこともあります。

また、国家資格の実技試験の特徴として試験コースが広く、操縦者もドローンのホームポイントから離れていることも挙げられます。
実地試験で操縦者はホームポイントから8.5m離れた位置から操作することになります。
またコースが広いので端まで行った際に減点区画に侵入していないか見極めるのが難しくなっています。
なので練習をする際には機体の前後感覚(奥行き)を意識して行うことを推奨します。

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